東京で沈黙(サイレンス)、そして再生産(リプロダクト)
ここ数年は食べ物ならば何にでもタバスコをかける。
納豆や味噌汁、日常的な食べ物にはだいたい合う。
・少し昔の話
僕がもう少し若かった頃はタバスコは食べ物ではなくギャグのための道具類だと思ってた。
・例えば
少年B タバスコを飲んでヒーヒー言う。
少女C少年A 笑う
タバスコが作り出すスペクタクルはある種の熱湯風呂である。
実際タバスコはそんな辛くない。
実はそんな熱くない(であろう)熱湯風呂みたいなもので、実際の辛さ以上のメッセをパフォーマンスで伝えるという一連の中にタバスコの存在意義があるように思っていた。
続く
珈琲を一杯。明日も珈琲を一杯。
いつの日だっただろうか。東京でこんな会話を耳にした。
誰「いやー,ノロウイルスで一週間 珈琲飲めませんでした。」
誰「、、一日でも珈琲飲めないなんてかわいそう。」
わかる。文字や映像のない世界を想像してみると気持ちがわかる。
つまり珈琲は都市におけるある種のメディアなのだろう。
・ブルーボトルコーヒーの珈琲をいただく。
一般的なコンビニより広いであろう店内では、数種類の珈琲や珈琲の記憶を生活に定着させるアイテムや、珈琲とともに消化器官に流し込む甘味などが購入できる環境が展開されていた。
・やたら広い空間、珈琲、取り巻く我らヒューマンの創造。
ガラスのカップでブレンドコーヒーを飲みながら、ガラス張りの店内、ふと思い出すことがあった。
そう、キン肉マン内のキャラの重要な一員であるラーメンマンがピラミッドパワーを見出す話だ。
「ラーメンとピラミッド、関係なくないですか?」といった指摘はこのドラマプラクティスの前ではあまり重要ではないように思う。
このラーメンマンの件のように物語を発生させる側と受け取る側の間にはいつも未知の溝があり、この溝が楽しめるかどうか、なのだろう。
日本にもピラミッドがあることも思い出した。
あの日、もちろん東京で。
何年間の人生のなかで僕とニンニクとの劇的な出逢いは二度ある。
1度目は中学校時代、おもちゃ屋の駐車場に止まっていたケバブ屋のケバブだ。あのニンニク骨髄衝撃は未だに衰えない。
二度目は高校時代、弓道部合宿中の自由時間に仲間と入ったパスタ屋でのボンゴレビアンコだ。あのニンニクとの出逢いも未だに衰えない。
あと一回この衝撃を受けていたら僕は将来はニンニクに、なるって言ってたわ、東京で。
このニンニクのように僕の人生観の枠組みを広げる出逢いは他にあったか?と聞かれると、まあ、色々ある。
大統領就任式を見ながら、自分の信じるものはなんだったっけ?っていうことを今回は書いていこうと思う。
・中学校の頃に話を戻そう。
僕の代の一つ上のセンパイ方が分かりやすいヤンキースなセンパイ方で、そのセンパイ方が出席する卒業式で事件は起こった。
パンチパーマのからだのでかいセンパイが卒業証書をもらったあとに、振り向き両手を掲げ、口から煙を吐き出したのだ。
中学生の僕は、「あああ、あの煙って煙草やな。すげー劇的なパンクや」と
定型化した光景に光とバナナが出会ったような瞬間だった。
今となって考えてみると、ただ寒い時に息を吐き出すとモヤっとするやつだった気もする。
しかし、やはりパンチパーマのセンパイのパンクなアクションに感動したということにしておきたい。
そう。そのセンパイは「俺は総理大臣になる!」と全校生徒の前で言ってたことも思い出した。今、何してるんやろうか。総理大臣にはまだ成れていないのはわかるけれど、あのセンパイの中の総理大臣的なものには向かっているのだろう。
では、スペクタクルの社会を軽くよみなおします。
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朝、東京で。
どうしても気になることがあり、東京の大阪に行ってきました。
大阪には住んでいた事があったけれど、東京の大阪には一度も行ったことがなかった。
大阪に住んでいたときは毎日行っていたアメ村三角公園、やはり東京時間で来てしまったので当時の面影がない。人もいない。
梅田の地下迷宮にある泉広場
ここ、調べると心霊スポットらしい。
中学時代、友達が言った「心霊スポットって誰かが言えば、そこはもう心霊スポットだし幽霊もいるよ。」
当時、この言葉に感銘を受けて、今に至る、心霊スポットへの関心ゼロ。
・そうだ、2007年に大阪の東京に行ったことある。
これ
MORI ART MUSEUM [六本木クロッシング2007]
体調がすぐれず、六本木展望台で寝る場所を探したんだ。
意識不在の中でも見た作品は覚えているんで、いい作品が多かったんだろうなと考えることもできる。
その時期に読んでいた本。
去年ルノアールで 完全版 (マガジンハウス文庫 せ 1-1)
- 作者: せきしろ
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東京いったときにゃあルノアールいくべー、と言っていたのが懐かしい。
このブログの名前は完全にこれを意識しています。
実際にルノアール行った時の感動はやんわりと覚えている。
・国立国際美術館でやっている展示
2011年に風穴展でプレイを見て以来とても気になっていたので
プレイの仕事をまとめて見れるってことで、行きました。
こういうのは展示とカタログを合わせることで内容が70パーセントほどまで受け取れるものなんですが、
カタログ売切れ
しかし、もしかしたら、そもそも見本しか作っておらず、最初から売切れのように見せる作品行為なのではないだろうか?っていう仕方で世界を捻じ曲げつつ
という感じで他の図録を購入し、重くなったリュックを背負い、美術館の外に出るのであった。
歩いていると
ゴジラがいた
ゴジラの動きがじわじわ来る。そうだ、忘れていたが、いろんな出会いがあるから散歩は面白い。
帰りの新幹線で東京の友人に遭遇した。なんて日だ!
この記事は全部で985文字でした。
昨日、東京で散歩。
2017年、東京でブログを始めました。
東京での散歩の話が中心になると思います。
では、今年もよろしくお願いします。
ひとまず、東京の仙台市に行ってきました。
東京の新幹線で、東京時間で1時間半から2時間で東京の仙台市まで行けます。
bgm↓
Biggie Smalls feat. Thomas the Tank Engine - YouTube
今回は東京の建築屋さんとの散歩だったので建築ネタが多い散歩話になっております。
・新幹線内で腹が減りすぎて東京のほやを食べる。
感想、ウニとスルメを混ぜたような味。
・原 広司さんの建築の一つ。有名なのは京都駅
背の同じビルに挟まれて、意匠が町に溶けていました。
そして今回の目的であるメディアテーク。
メディアテークの館長さんの本を持っていきました。
これです。
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ダムタイプのアーカイブを見に来た以来なので、東京時間で3年~4年たちますね。
2度目のメディアテーク、久々に来る場所で当時の自分自身と再会しました。
写真展、まっぷたつの風景。
震災以前以後で大きく変化した日本に対応する写真表現の展示。
震災以前の代表作から始まり、そのパートを抜けた先の大きな空間に震災以後の写真が設置されていました。
丁度いい場所に置いてあったソファから見る、照明、什器と写真、それを鑑賞する方が織りなす風景はとても見ごたえのある展示でした。
象設計集団のPL協会
セイウチのような外観の協会。
・そして拾った謎のボルト、中には拾ったであろう方々のの名前と日時が書かれているので、僕も自分の名前を書いてどこかに置こう。
・かわいい
・女川駅。バンさん。
この駅中に温泉施設があり女川駅だけで1日過ごせそうです、僕はお風呂すきなんで。
振り返ると、あの海が見えます。
・松島
死ぬまで一度も行くことがないだろうと確信していた場所
瀬戸内海のように優しい海。
そして
・日和山
急ぎ足でしたが、東京の散歩でした。
では、最後まで、ありがとうございました。
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